45周年記念事業として過去に私たちのクラブが行ったアクトをフォローして行こうという運びになり、その中で35周年記念事業として後楽園へ6基と40周年記念事業として岡山城へ6基の木製ベンチを寄贈していたものを確認したところ、設置場所が屋外という事もあり経年劣化により塗装が剥がれて汚れも目立つ状態であることがわかりました。
そこで岡山城と後楽園の木製ベンチ合計12基を一旦持ち帰り、修繕と再塗装をして再寄贈する運びとなりましたが、岡山城は令和の大改修工事により今回持ち帰った木製ベンチは撤去される事となり、後楽園に問い合わせたところ12基全てを受け入れたいとの回答を頂きました。
この12基のベンチの修繕と再塗装は、私たちのクラブに清掃の専門業者が在籍しているのでそのメンバーに依頼して改修を行い、ベンチの運搬も運送業を営むクラブメンバーの力を借りて行いました。
後楽園に12基のベンチを再寄贈した際には、後楽園の園長から『こうして自分たちが行った事を後になって見直して、きちんと改修したことは前例がないし、SDGsの観点からも素晴らしい取り組みだ』とお褒めのお言葉を頂戴しました。
私たちクラブ員にとっても、諸先輩方が一生懸命考えて取り組んだアクトを、後の世代が支え未来へ繋いで行くことが出来て大変感慨深い思いです。
皆様も後楽園へ足を運ばれた際には、ぜひ岡山中央ライオンズクラブのプレートがあるベンチに腰かけて頂いて、美しい後楽園の景観を眺めながら穏やかな憩いの時間を過ごして頂ければと思います。
これからも日本三大庭園の一つの後楽園を、私たちの郷土岡山県の誇りとして守り続けるお手伝いを、私たちクラブも微力ながらお力添えさせて頂きたいと思います。